[ No Frills, Food Basics ]元スーパーマーケット社員の目線で見た、トロントのスーパーマーケット特集!

海外スーパーマーケット

こんにちは。

今日はスーパーマーケット元社員の目線で見た、トロントのスーパーマーケット紹介をしたいと思います!みなさんにとってお得な情報をお届けできましたら幸いです。お伝えしたい事が沢山ありますので、何回かに分けて紹介していきますね!

今日はディスカウント系スーパー第2弾、No Frills, Food Basicsの紹介です!

No Frills

まずは簡単な会社の説明からしていきます!

No FrillsはWeston グループが所有するLoblaw Companies Limited社のディスカウントスーパーです。 他にはLoblawsやShoppers Drug Martなどもあります。
Westonグループはカナダの小売業界売上第1位で、出店数も圧倒的に群を抜いていますが、近年の売上伸び率は他の小売に比べて鈍化しています。
No Frills がオープンしたのは1978年でLoblawsより大分後になります。現在はカナダに200店舗あり、フランチャイズのスーパーです。それぞれのお店の看板にオーナーさんの名前が書いてあるのが良いですよね!
プライベートブランドのNo nameには多くのファンがいるのではないでしょうか。デイリー商品から日用品まで多くのアイテムがありますよね。

強みは何?

No Frillsの強みは、広告(チラシ)が強いという点・ディスカウントでもオーガニックやグルテンフリーの取り扱いが他ディスカウントよりもある点です。
広告(チラシ)においては、他社さんと比べ通常価格からの値引き率が高いです。毎週広告が出る度に野菜、精肉、ドライ、日配商品において目玉商品があり、魅力的な商品と値段構成になっています。毎週木曜日に広告が切り替わりますが、木曜の午前中に行くと、先週までの広告商品で捌けなかった精肉や野菜がさらに割引かれている場合があります。
オーガニックやグルテンフリー商品も、他ディスカウントストアより取り揃えがあります。そして、メトロやLoblawsで買うよりも同じブランドでも1ドル弱安いのでおすすめですよ。オーガニックやグルテンフリー商品においては、Loblawsのプライベートブランド「President’s Choice」の商品が多い印象でした。

品質は?

他のディスカウントスーパーよりも全体的に高いと思います。私の場合はNo frillsで買い物をして商品においては不備があった経験がありません。(他のスーパーでは何度かありました)しかし、レジでの打ち間違えや、JANコードの登録ミスなどが何度かあった為、会計時はレシート確認をして下さいね!
精肉コーナーにおいては、President’s Choiceのブランドでしたら生産者さんの名前やイラストが描かれているので、生産地などの情報が気になる方にはおすすめです。
No Frillsの場合はローエンド商品だけでなく、一部ハイエンド商品も取り扱いがありますので、自分で選択ができるところが良いですね。
こんな方におすすめ
  • 安い物も好きだけど、商品にもこだわりたい。
  • オーガニックやグルテンフリー商品を安く買いたい。
  • PC optimumカードのポイントを貯めたい。(1万ポイントで10ドル引きになります)
  • 買い物の時間を減らしたい。( PC Expressというサービスがあります。インターネットで注文し、予約時間に来店しピックアップ。店員さんが商品を用意しておいてくれます)
Food Basics 

会社の説明からしていきます!

カナダの小売業界売上第5位のMetro グループのディスカウント系スーパーです。(他にはMetro, Metro PLUSなどがあります)1995年にオープンし、現在はオンタリオ州に130店舗あります。最小限の人員でお店を運営するため、ほとんどの従業員はパートタイムスタッフです。

プライベートブランドとしてはSelectionやIrresistiblesがあり、MetroよりもSelectionの比率が高く品揃えされています。

注意点ですが、Food Basicはネットオーダーや配達はしていません。また、Metro系ですがAir Milesのポイントが貯めることができません。

強みは何?

Food Basicsの強みは「チルド魚の品揃え」と「店ごとにカラーが違う」という点です。

Food Basicsチルド魚の品揃えはディスカウントスーパーの中で群を抜いています!他店ではサーモンの切り身くらいの品揃えですが、Food Basicsではサーモンの他にも様々なお魚が手に入ります。それらのパックにはQRコードが付いており、どこで獲れた物かが分かるので消費者側も安心ですね。環境や水産資源に配慮した、サステナブルシーフードです。こちらはMetroとは違い、店内加工ではないですが、新鮮で綺麗な切り身を買うことができます。

店舗によって、品揃えや価格を変えています。そうすることによって、より地域のお客さんから必要とされるお店になるからですね。例えば、A店ではインターナショナル食品がよく売れているけど、B店では動きが鈍い。だったら、B店のインターナショナル食品売り場を縮小し、需要のあるグルテンフリーコーナーを拡大しようという感じです。価格も店舗によって少し違うことがあるので要チェックですね。

品質はどう?

私の経験からお話しすると、パンやハムの袋を開けたらカビが生えていた。ということがありました。ですので、消費期限や商品状態を要確認です。お魚の鮮度は良いですよ。葉物系の野菜たちも、乾かないようにしっかり管理されていました。

 

こんな方にオススメ

  • ディスカウントスーパーでチルドの魚を買いたい方。
  • Selection商品が好きな方。
  • マスカルポーネや生クリームを買いたい方。(Food Basicsが一番安いです)

 

次回はMetroとLoblawsの紹介です!

 

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