卒業生が説明する、カナダ 公立カレッジへの行き方 〜語学学校編〜

カナダ生活

今回は前回に引き続き、カナダ公立カレッジへの行き方、語学学校編のご紹介です!

 

1、どうにやって語学学校を選ぶべき?

トロントにはバンクーバー同様、沢山の語学学校があり、選ぶ際に迷ってしまいますよね。アットホームで少人数クラスの学校、日本人のカウンセラーさんがいる学校、試験対策に強い学校など学校により、様々な特色があります。自分が何をやりたいのか、どのくらいの期間通学する予定か、どんな環境で英語を伸ばしたいのかで決まってくると思います。

私の場合は日本にいる時に、留学カウンセラーの方からカウンセリング後に何校か選択肢を絞ってもらい、そこから自分で選びました。私が学校を選ぶ際に重要視したことは、カレッジ進学パスウェイコースがあること、国籍率が管理されている事、細かいレベル分けがある事でした。

前回の記事でも紹介しましたが、語学学校によってはパスウェイコースがあっても提携しているカレッジの選択肢が少ない場合もありますので、行きたいカレッジが決まっている方は提携先を確認される事をお勧めします。

私はこれらの事を踏まえ、トロントにあるILACへ通いました。https://www.ilac.com

 

2、語学学校はどんな感じ?

私が通っていたILACトロント校についてお話しますね。他の学校とは違うところもありますので、参考程度に読んでもらえたらと思います。

ILACはトロントで一番規模の大きい語学学校で、バンクーバーにもあります。トロント校では5つの校舎があり、レベルで別れています。それぞれブロアヤング駅周辺にあり、アクセスが大変便利です。レベルは1から17レベルまであり、一般コースレベル10以降になりますとビジネスクラスやTOEFLE/IELTSクラス、パスウェイコースなどアドバンスクラスを選べるようになります。もちろん、引き続き一般コースでレベルを上げることも可能です。

 

国籍率ですが、南米・アジア・中東の生徒が同じくらいの比率で在籍しており、日本人が多すぎるという印象は受けた事がありません。一般クラスで1クラス4名程、パスウェイクラスで0又は1人一緒になるかならないかぐらいです。1クラスにつき生徒は20人前後で、朝から14時までのクラスと14時から18時の昼のクラスがありました。

入学当初は朝のクラスに行っていましたが、午後クラスの方が年齢層が高めだったので午後のクラスに変更しました。授業内容は朝クラスも午後クラスも変わりません。しかし、友達と仲良くなりやすいのは放課後も時間がある朝クラスですので、お友達を沢山作りたい!という方にはお勧めです。

 

3、パスウェイコースってどんな感じ?

ILACのパスウェイコースにはレベル(1.1 1.2)とレベル(2.1 2.2)レベル(3.1 3.2)があり、3.2を修了すると、提携先のカレッジへ入学する許可を得られます。各レベル1か月毎に進級のチャンスがあり、順調に進む方は6か月で卒業、飛び級する方は4か月程でパスウェイを卒業することができます。

1ヶ月に1回のTOEFLEベースのテスト、単語テスト、授業態度、宿題提出、エッセイ提出、プレゼンとディベートの結果を踏まえ、担任の先生が進級または留年を決めます。留年をした場合は同じレベルで再度一ヶ月過ごすことになります。このTOEFLEベースのテストで一定以上の点数を取れなかった場合は、どんなに他の成績が良くても進級できませんので、みんな真剣でした。

月1回の1500文字のAPAスタイルエッセイ提出、3回の個人プレゼンテーション、1回のディベート、3回の単語テストが主な授業内容で、授業内で正式なエッセイの書き方と添削をしてくれます。毎日課題があったり準備することが多いですが、皆が同じ方向を向いて頑張っているので、絆が深くなります。先生も親身になって教えてくださったので、今でも感謝しています!

学校によってはパスウェイコースで、プレゼンやディベートなんてなかった。レベルも3つしかなくてすぐに卒業できたよ。という人もいましたが、カレッジに入ってから苦労していたようでした。簡単に入学できるのがいいのか、ある程度苦労しておいて後に少し楽になるのか、人によって考え方は違うと思います。

 

4、放課後はどんな感じ?

放課後は友達とお茶に行ったり、トロントの観光をしたり、図書館で一緒に勉強したりしていました。また、毎週水曜日に語学学校前でナイトクラブの招待券などを配っている方がいたので、無料でナイトクラブへ行く生徒も多かったです。(色々な語学学校の学生が来ていて、ラテンの比率が高かったです。笑)

また、放課後先生も一緒にバーに行ったりと、先生と生徒の距離も近く沢山の思い出を作ることができました。卒業から2年以上も経っていますが、今でもクラスメイトと先生とグループチャットでやり取りをしています。

パスウェイコースで出会った仲間は今でもカナダに滞在している人が多く、心強い存在です。同じ苦労をした分、仲間であり、ライバルでもあり、時には家族のような大切な存在でした。

 

語学学校と言っても様々な特色がありますので、皆さんにあった学校を見つけて下さいね!

 

次回はカレッジの授業編です!

 

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