卒業生が説明する、カナダ 公立カレッジへの行き方 〜方法編〜

カナダ生活

カナダの公立カレッジに行く方法のご紹介です。

入学方法編、語学学校編、カレッジ入学後の授業編、カレッジ生活編の4編にわたってご紹介したいと思います!今回は第一弾の語学学校紹介編です。

日本人でカレッジに行く方はあまり多くはないので、リアルな体験談をお話ししたいと思います!入学を考えている方に参考になりましたら嬉しい限りです。

(本ページは公立カレッジのご紹介であり、現地の大学へ入学する方は違う入学方法になります。大学進学希望の方は留学カウンセラーの方にお尋ねいただきたらと思います。)

 

1、カレッジって何?

日本語で言うと、専門学校と短期大学です。実際には日本の専門学校と短期大学よりも範囲が広く、専門の専攻を学ぶ大学といった方がふさわしいかもしれません。学問的要素と職業訓練を備えています。

大学よりも就職に直結する技術や知識を得ることができます。大学を卒業し、それプラス技術を得たい生徒さんも多く在籍していますよ。基本的には1年のサティフィケイトと2年のディプロマコースになりますが、コースによっては3年コースもあります。

2、公立と私立の違いは?

カレッジには公立と私立の二種類あり、それぞれのメリットがあります。

公立はカナダ政府が運営しており、卒業後にPost Graduate Work Permit というワークパーミット(就労可能なビザ)を申請することができます。ですので、将来移民を考えている方や長くカナダに滞在したいという方にはオススメです!1年コースで1年のワークパーミット、2年コースで最大3年のワークパーミットの取得が可能です。

私立は会社が運営しており、公立カレッジと比べると授業料が安い事、短期間のコースがある点がメリットと言えるでしょう。しかし、卒業後にワークパーミットの取得はできません。ですので、日本でのキャリアアップの為に短期滞在される方にはオススメです!

入学難易度は公立カレッジの場合、IELTS 6 (TOEIC 740-820, 英検準一級レベル)程度。私立カレッジの場合、IELTS 5( TOEIC 550-600, 英検二級レベル)程度となります。

3、どうにやったら公立カレッジへ行けるの?

方法は4つあります。

IELTS/TOEFLEの必要スコアを提出する方法。一番シンプルですが、私は一番難しい方法だと思っています。TOEICや英検よりもこれらは試験時間が長く、内容もアカデミックな物で難しいからです。しかし、日本にいる段階ですでにこれらのスコアを持っている方には、語学学校へ行く時間が省けていいと思います。

公立カレッジの付属語学学校へ行き、卒業後カレッジへ入学する。私の友達はジョージブラウンの付属語学学校へ行っていました。そこの語学学校を卒業すると、ジョージブラウンに入学しやすいようです。しかし、授業料及び施設費が他の語学学校に比べて1.5倍程高いです。

カレッジの入学テストを受験して合格する。カッレッジによっては、入学テストを用意しているところがあるそうです。友達が受けた入学テスト情報によりますと、数学と英文エッセイが出題されたようです。エッセイは時事問題関連であり、時間も足りなかったと言っていました。質問自体の単語も難しかったようです。

語学学校のカレッジ入学コース(パスウェイコース)を卒業する。こちらは私が選んだ方法となります。学校によってはパスウェイコースがない場合もありますので、語学学校を選ぶ際にご確認ください。一般コースの一定のレベルを修了すると、こちらのコースを選べるようになる学校が多いようです。しかし、語学学校によって卒業後に行ける公立カレッジの提携先が限られているようです。ですので、こちらも入学前に確認して下さいね。

私が二個目に入った語学学校では提携先が3つしかなく、卒業生が行けるカレッジがすごく限られていました。(一つ目の学校のパスウェイ卒業後、カレッジ入学まで時間があったので、他の語学学校にも通ってみました。)どこのカレッジで何を学びたいのか、その為にはどこの語学学校ならそのカレッジに行けるのか、日本にいる段階である程度決めておくと良いと思います。

次回は語学学校編をご紹介します!

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