カナダのお土産屋さんや雑貨屋さんで必ずと言っていい程置いてある、ベーコン柄の靴下やベーコンのガム、スナック。来た当初、カナダ人がベーコンが好きだとは知らなかったので驚きました。
スーパーにもレディークリスプという、すぐに食べることのできるカリカリベーコンが販売されています。ちょっとしたスナックにでもということなのでしょうか。
ベーコンへ特別な思い入れはなかったけれど、シェフに作ってもらったキャンディーベーコンが忘れられず、それからベーコンファンに。甘くてしょっぱい、絶妙な味のキャンディーベーコンレシピをご紹介します。
彼らの指す「ベーコン」とは私たちが食べている物とはちょっとだけ違うものでした。日本へ行ったことのある北米の友達曰く、日本で食べているベーコンはベーコンでは無いというのです。別の食べ物だと言っていました。
その時は彼らの言っている意味が分かりませんでしたが、調理実習でベーコンを調理する機会があり、ようやく意味が分かったのです。
フライパンやオーブンを使ってじっくり焼き上げた、日本人目線で「焦げているような」カリカリクリスピーなベーコンこそ、彼らの言っているベーコンなのでした。
調理実習ではトレーの上にベーコンをひいて、その上にまたトレーを重し代わりに置いて、175度のオーブンで10分から15分程焼き上げて完成!
初めてカナダ式のカリカリベーコンを作ることになった私は恐る恐るシェフに確認。
もういい? まだ全然! もういい?もう十分に焼けていますよ? いやいやまだまだ!
このやりとりを4回ほどして、ようやくオッケーがもらえました。それくらい、ジューシーでカリカリクリスプなベーコンにこだわってるようです。
それからは、今まで食べていた柔らかいベーコンを作るのをやめて、カリカリに仕上げるようになりました。
それでは、私の大好きなキャンディベーコンのレシピをご紹介!
<材料>
ベーコンスライス 400g
黒砂糖 大さじ 6
米酢 大さじ 3 (アップルサイダービネガーでも可)まろやかな仕上がりに。
メープルシロップ 大さじ 3
粗挽き黒胡椒 適量
<手順>
1、オーブンを175度で余熱する。
2、小さいボールに黒砂糖、米酢、メープルシロップを入れてかき混ぜる。
3、耐熱トレーにクッキングシートをひき、網をのせて、その上にベーコンスライスを並べる。
(網がない場合はクッキングシートに直接ベーコンを並べて大丈夫です。)
4、ベーコンを並べたトレーをオーブンへ。175度で8分。
5、ベーコンを取り出して、刷毛でタレを片面塗り、ブラックペッパーをかけて175度3分。
6、ベーコンをひっくり返して、刷毛でタレを塗り、ブラックペッパーをかけて175度3分。
7、カリカリ感が足りないようでしたら、更に3分加熱を追加して下さい。オーブンから取り出し、20分程冷ましたら出来上がり。網がなかったら、ケーキラックで冷ましても◎
ブラックペッパーがほんのり香る、甘じょっぱい病みつきキャンディーベーコンの出来上がり!
おつまみやホームパーティーにもオススメです。
食べ過ぎにはご用心!
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